かすかな柑橘系の香りに、青草のような香り。
ほのかな甘味と十分な旨味を感じたあと、酸味と苦味がフィニッシュにかけて厚みを作り出しながら切れていきます。
個人的には冷酒でキンキンに冷やして飲みたい一本です。
味わいの主張がそこまで強くなく、幅広い食事に寄り添ってくれる一本です。
特定名称 | 純米吟醸 |
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アルコール度数 | 14度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 雄町 精米歩合55% |
酵母 | - |
酒母 | 生酛 |
関東有数の漁港として有名な、千葉県勝浦市の地酒として愛されてきた東灘醸造。2006年に限定流通銘柄としてリリースしたのが「直詰め」によるフレッシュさが人気を得ている「鳴海(なるか)」です。2020年夏には、杜氏の退職により一度は休造を決意した6代目の君塚敦社長。しかし当店も絡んだご縁で、実力派の菊池譲杜氏が酒造りを担うことが土壇場で決まりました。新杜氏が醸す「鳴海」はこれまで以上にフレッシュ感のある酒質で評価を高めています。