グラマラスな香味を持ちながらも、度数低めで軽やかな純米酒。心地よいフルーツ香に、くせなくすっきりとしたキレが魅力的な米焼酎。
これら2つを掛け合わせて造ったアル添酒が、美味しくないはずがありません。
それは究極の蒸留酒と至高の醸造酒による、夢の共演。芳醇さ、豊かなコク、キレの良さ。ブレンドだからこそ、この重層的な味わいが実現できるのです。
HARIO製の計量ショットグラスとスポイトが付属。手軽に純米酒と焼酎のブレンドをお試しいただくことができます。
ショットグラスは耐熱仕様になっているので、レンジでお酒を温めることも可能。
ブレンド割合と温度の変化で、自分だけの味わいを体験できます。
「アル添」は、酒蔵の技術が問われる酒造工程の一つ。すごいアル添セットでは、この工程を疑似的に体験することができます。
お酒造りのアル添は、もろみを搾って日本酒と酒粕に分ける前に行います。これによって、酒粕から香り成分を日本酒に移すことができるなどの効果があります。
ブレンドで疑似的に試してみることで、酒蔵で行われるアル添との味わいの違いを知り、杜氏・蔵人の技術を体幹することができます。
ブレンドレシピ & ペアリング監修
発酵家/醸造家/蒸留家
1995年生まれ。東京農業大学大学院で醸造学を専攻。
在学中に、SAKEベンチャー「WAKAZE」に創業初期から関わり酒造りや商品開発に携わる。
昆虫食ベンチャー、「ANTCICADA」にてドリンクペアリングを担当。
また、ジン製造ベンチャー、「エシカル・スピリッツ」のCTOとして商品開発や蒸留などの技術責任者を務める。
「30 UNDER 30 JAPAN」でフード部門を受賞。
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菊の司酒造の最高級酒「大吟醸 てづくり七福神 和心伝匠」を抽選で1名様にプレゼント!
純米 | アル添 | 焼酎 | |
---|---|---|---|
容量 | 720ml | 720ml | 300ml |
アルコール 度数 |
14度 | 17度 | 30度 |
原料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール |
米(国産) 米麹(国産米) |
「すごいアル添」は数量限定商品のため、インターネット経由での販売のみとさせていただいております。(弊社店頭での販売は原則、いたしておりません。)本ページ下部の購入ボタンよりご購入のお手続きをお願いいたします。
「すごいアル添」は菊の司酒造からお客様宛に直接発送させていただきます。ご注文手続きが完了してから(お支払が銀行振り込みの場合、振り込み確認が完了してから)2〜3営業日後に発送させていただきます。本商品と同時に、他の商品もご注文いただけますが、他の商品は弊社店舗より発送させていただくため、送料を別途頂戴いたします。本商品は常温流通可能な商品のため、常温便にて発送させていただきます。他の商品と異なり、クール便をご利用いただくことができかねますのであらかじめご了承ください。
※注文数が想定を大幅に上回った場合など、発送時期が上記より遅れる場合は、ご登録いただいた連絡先にご連絡いたします。
日本酒、なかでも吟醸造りを行った高品質なお酒に特徴的なフルーティで美しい香り 「吟醸香」。この成分は水に溶けにくく、アルコールに溶けやすい性質を持っています。
発酵を終える間際のもろみにアルコールを加えることで、 この香りをお酒により多く取り込むことが可能になります。さらに、アルコールがもたらすキレは、さまざまな食事との相性をよくしてくれるのです。
製造されたお酒の約77%がアル添酒であるのに対して、日本酒最大規模のコンテスト「全国新酒鑑評会」では 出品酒の約78%、入賞酒の約91%が「アル添」の酒※1となっており、ランクが高くなるほどアル添のお酒が増えています。
このことからも、その香り高さとキレの良さは専門家にも高く評価されていると言えるでしょう。
※1 国税庁「清酒の製造状況等について平成30酒造年度分」、酒類総合研究所「平成30酒造年度全国新酒鑑評会出品酒の分析について」より算出。
アルコール「添加」という言葉から、化学的な添加物を加えているイメージが生み出されてしまっています。このイメージから、「悪酔いする」「体に悪い」という印象を持っている方も少なくありません。
しかし実際には、アル添に使われる醸造アルコールとは、サトウキビなどを原料に発酵させて作ったお酒から、連続蒸留によって高純度にアルコールのみを抽出した蒸留酒です。その意味では、ラム酒や焼酎甲類と大差ない製法と言うこともでき、むしろ単式蒸留で造られる蒸留酒よりも純度が高いものです。
原料として使われることのある「廃糖蜜」も醸造アルコールのイメージを悪くしている要因です。たしかに「廃」という言葉と、カラメル化等による黒い色は印象がよくありませんが、これは砂糖などの精製過程で生まれる副産物です。
おからや糠、酒粕などと同様に、廃糖蜜も多くの食品や健康食品に無駄なく活用されています。
また、廃糖蜜以外にもサトウキビやとうもろこし、近年では米から造られた醸造アルコールも存在しています。
このようにして造られた醸造アルコールはチューハイなどにも多く使われています。日本酒に加えられる醸造アルコールだけが、焼酎甲類やチューハイなどと比べて健康に悪い、悪酔いするということは決してありません。
アルコール添加については、戦時中の米不足への対策として増量目的で行われるようになったこと、そして戦後に生まれた「三倍増醸酒(三増酒)」(同じ米と水から造る純米酒に比べて、三倍の量ができることからこう呼ばれた)の根強い印象から、増量目的であると言われることが多いです。
しかし現在では法律により「三増酒」を造ることはできなくなり、アルコールの使用量は白米使用量の50%までに制限されています。実際にはこれほど多くのアルコールが加えられることはないうえ、「本醸造」「吟醸」などの特定名称酒では10%までに制限されています。
では、なぜそれでもアルコールを添加するのか。それは、この工程に江戸時代から知られる効果があるためです。江戸時代前期に記されたとされる酒造技術書『童蒙酒造記』には以下のような記述があります。
「焼酎を少し取り、上槽(お酒を搾ること)の五日から三日前に、一割ほど醪(もろみ)の中に加える。こうすると酒の風味がしゃんとし、日持ちが良くなる。」※2
つまり、アルコール添加には酒を辛口に(キレ味をよく)し、保存性を高める効果があることが江戸時代から知られていたのです。さらに吟醸づくりが普及した現代では、先ほど紹介した香りを高める効果もあります。
現代では、アルコール添加はこのような伝統的な技術で目指されたのと同様に、酒質を高める目的で行われているのです。
※2 出典:吉田元『日本農書全集 51 農産加工2 童蒙酒造記・寒元造様極意伝』(1996, 農文協)
純米 | アル添 | 焼酎 | |
---|---|---|---|
容量 | 720ml | 720ml | 300ml |
アルコール 度数 |
14度 | 17度 | 30度 |
原料 | 米(国産) 米麹(国産米) |
米(国産) 米麹(国産米) 醸造アルコール |
米(国産) 米麹(国産米) |
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