バナナを思わせるフルーティな香りに青々しい香り。ほんのりとした甘さとシルキーな舌触りが第一印象。中盤から優しい酸味、甘味、苦味が非常にバランス良いです。
フレッシュさを楽しむためにも、まずは冷酒から始めていただきたいですが、熱燗にしてもとても美味しいです。
大那、どのお酒もそれぞれ美味しいのですが、近年の大那のにごりは本当にレベル高いなと思っています。
特定名称 | 純米吟醸 |
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アルコール度数 | 15-16度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 五百万石 精米歩合60% |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
栃木県大田原市の銘酒「大那(だいな)」には、大いなる那須の大地のようなスケールの大きい蔵にしたいとの思いが込められています。
現蔵元の阿久津 信さんが蔵を引き継いだ当時、菊の里酒造は財務的にも非常に厳しい状況。2004年に「大那」ブランドを立ち上げ、限られたリソースと向き合いながら、設備や技術の向上に投資をしていき、酒質の改善に努めてきました。その甲斐もあり、鑑評会での受賞や大手メディアに取り上げられたことなどをきっかけにして、急速に人気を伸ばしています。