【風の森】油長酒造(奈良県)の商品一覧

油長酒造について

酵母にも7号酵母のみを使用、というこだわりが。この酵母で、すべてのお酒を大吟醸酒並みの時間をかけて低温で時間をかけて造ることで、白いぶどう、青りんご、ライチなどを思わせる爽やかな香りを引き出せるのだそうです。

さらに原則、すべてのお酒が無濾過生原酒。そのために設備の導入だけでなく独自の流通システムまで構築。徹底してクリーン・フレッシュな環境を実現しました。

刻一刻と状態の変わる生酒を花に例え、四季醸造により年間を通じて「蕾」の状態で出荷。飲み手には、蕾がやがて花開く様子や枯れ行く様子を自由に楽しんでほしいとの願いが込められています。

享保4年(1719年)創業、300年以上の歴史を誇る油長酒造ですが、次々と新しい技術やアイディアを投入し続けているのは現蔵元・十三代目となる山本長兵衛社長。

江戸時代前期の醸造技術書『童蒙酒造記』の「奈良流は酒造りの根源というべきものである。だから諸流派がここから起こり、それぞれ流派を立てた、最も大切な流派である」 とあります。

醪を空気に触れさせずにお酒を搾る「笊籬(いかき)採り」、特殊な耐圧タンク内で氷温で搾らず分離する「氷結採り」など、山本社長がさまざまな技術革新に取組み続けているのも、「奈良の歴史と技術力をクローズアップしたい」という思いから。

古くから高い酒造技術を持っていた奈良にあって、風の森はさらなる技術の進化、そして「伝統を革新し新たな伝統を創り上げること」を目指しています。

主要銘柄 風の森、鷹長
創業年 1719年
代表者 第十三代 山本長兵衛
住所 奈良県御所市1160番地
URL https://www.yucho-sake.jp/