能登町にあるひらみゆき農園さんのブルーベリーを使用し、米と米麹と発酵させたクラフトサケ。
能登半島大震災により甚大な被害を受け、向こう数年酒造りが困難な状況の酒蔵さんのお酒を共同で造り、被災蔵の銘柄の流通を止めないために復興を支援するプロジェクト『#能登の酒を止めるな!』
能登の震災で被災された、谷泉を醸す鶴野酒造店さんの鶴野さんと共同で醸造した1本です。
注ぐと紫蘇ジュースを思わせるような見事な色鮮やかさ。
香りは心地よく、メロン系の青くふくよかな香りにかすかに酸を思わせるような酸い香りも伴います。
ほのかなガス感と、なめらかな旨味。スマートでライトな口当たりですが、後半にかけ米感とブルーベリーの果実味がふくらみ、見事に調和していきます。程よい酸とブルーベリーの心地よい渋さが味を引き締め、緩やかなフィニッシュ。想いも味もぎゅっと詰まった1本。
是非ワイングラスでお楽しみください。
原材料 | 米、米麹、ブルーベリー |
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アルコール度数 | 13% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 |
秋田県産米(精米歩合90%) |
酵母 | - |
酒母 | - |
2021年、秋田県男鹿市に新しい酒蔵が誕生しました。蔵の名前「稲とアガベ」は、日本酒とテキーラ、それぞれに魅せられた夫婦2人で立ち上げたプロジェクトだったことに由来します。
日本酒は製造免許の国内向け新規発行が禁止されているため、「その他の醸造酒」としてどぶろくや副原料を使ったクラフトSAKE、そして国内では販売できない「輸出専用」の日本酒醸造をスタート。さらに、自然栽培の米づくりそして男鹿を観光地として活性化するためのさまざまな取組みも行っています。
70年以上ぶりの新規免許の解禁を正面から突破しようとする稲とアガベ。その事業とお酒は日本酒の未来を見せてくれるようで、ワクワクさせてくれます。