稲とアガベ DOBUROKU ホップどぶろく01 2021年醸造

¥3,300 (税込)

どぶろくとホップ、相性良すぎる問題

マスカットやライチのフレッシュでみずみずしい香り。米や麹のやわらかく甘い香りも心地よく感じられます。
口に含むと微炭酸とともにバランスの良い甘味と酸味、としてホップがもたらす清涼感が広がります……本能的に「うまい」です。風呂上がりのビールのような、本能的なうまさ。

どぶろくには、やはり固体成分がもたらす「重さ」を感じるものが多いのですが、このお酒の場合にはホップの涼味と苦味がそれを完全にカバーしており、見事なバランス。どぶろくにはホップが必要だったのか!と感じます。
ビールの歴史では、12世期に初めてホップを使った記録が残っており、その方法が浸透したのは14〜15世紀になってからだったそうです。
どぶろくにも従来から民間の製法で「花酛」というホップを使うものがあったそうですが、21世期にこの方法がどぶろく界を席巻するかも・・・と思わせてくれる完成度の高さです。

充実感が高いのでお酒単体で飲んでも楽しい時間が過ごせますが、お料理と合わせるなら洋食系。ある程度ビールのように、あるいはお米のように、肉でも魚でも受け止めるポテンシャルがあります。ホップの爽やかさをキーにして、ハーブを効かせた白身魚のグリルなどと合わせると特にペアリング効果が高いでしょう。

仕様

特定名称 -
アルコール度数 13%
日本酒度 -
酸度 -
アミノ酸度 -
使用米・精米歩合 秋田県産 ササニシキ100%
酵母 -
酒母 -

稲とアガベ

2021年、秋田県男鹿市に新しい酒蔵が誕生しました。蔵の名前「稲とアガベ」は、日本酒とテキーラ、それぞれに魅せられた夫婦2人で立ち上げたプロジェクトだったことに由来します。

日本酒は製造免許の国内向け新規発行が禁止されているため、「その他の醸造酒」としてどぶろくや副原料を使ったクラフトSAKE、そして国内では販売できない「輸出専用」の日本酒醸造をスタート。さらに、自然栽培の米づくりそして男鹿を観光地として活性化するためのさまざまな取組みも行っています。
70年以上ぶりの新規免許の解禁を正面から突破しようとする稲とアガベ。その事業とお酒は日本酒の未来を見せてくれるようで、ワクワクさせてくれます。

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