IWC(International Wine Challenge)で通算11回の「Gold」を受賞。
それだけでもものすごい実績ですが、さらにGoldの中から特に優れたお酒に与えられる「トロフィー」や、その年いちばんの酒が選ばれる「チャンピオン・サケ」にもたびたび選出されており、その実力は世界が認めるところ。
樽を思わせる木の香りに、ハチミツやクローブの香りが混ざりあいます。
口に含むととろっとした甘さ、ついで酸味と旨味が広がりリッチなハーモニーを奏でます。
奥深い味わいからは紹興酒のようなニュアンスも感じられます。
やさしく軽やかさのある甘さが甘美な余韻をもたらし、それを長く楽しめます。
おちょこはもちろん、グラッパグラスなどの小さめの洋酒器で少しずつ、ゆっくり、じっくりと楽しみたいお酒です。
冷やしてデザート酒として飲んでいただくのもオススメですが、温めて旨味を引き出すことで中華料理やエスニック料理などとも合わせやすくなります。
楽しみ方の幅広く、懐の深いお酒です。
特定名称 | - |
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アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | -44 |
酸度 | 3.5 |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 国産米 (精米歩合65%) |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
広島湾の東南、呉市の南に位置する倉橋島音戸町に1899年創業。
1974年、当時の国税庁醸造試験所とともに全国で初めて貴醸酒を製造して以来、貴醸酒協会会長を務めるなどその技術と振興に長く貢献してきました。現代では貴醸酒を造る酒蔵も増えましたが、それでも「元祖」の実力は健在です。
「華鳩」の酒銘は、蔵が建つ「鳩岡」の地名と、「誰でも知っている言葉」として昔の国語の教科書の最初の文章「ハナ、ハト、マメ、マス、...」から名付けられたとか。