干支ごとに変わる酒米を12号酵母(浦霞酵母)と掛け合わせ、12の物語を表現していくシリーズ、今年が2年目となります。
2025年巳年のお米は八反錦を使用して登場です!
注ぐと微かに滓が絡んでおります。
青リンゴやソーダ水のような爽やかな香り、奥の方にとうもろこしのような香ばしい香りも感じられます。
口に含むと繊細な発泡感と優しく可憐な甘味のアタック。ミルキーさを伴う繊細な旨味が余韻に膨らみます。和梨のような瑞々しい後口を、メリハリのある酸味と渋さが引き締め、余韻長めのフィニッシュ。軽やかな飲み心地にしっかり芯のある味わいが楽しめる1本です。
フレッシュさをお楽しみいただくためにも冷酒でお楽しみください。
特定名称 | - |
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アルコール度数 | 14%(原酒) |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 |
麹米:山田錦 |
酵母 | 十二号酵母(浦霞酵母) |
酒母 | 生酛 |
「飛鸞」を造る森酒造場(長崎県平戸市)は、若き蔵元杜氏である森雄太郎さんが切り盛りする酒蔵です。
森さんは広島大学および大学院で発酵の研究に携わり、大手酒造メーカーで修行をした後に蔵へ戻られました。自然を活用した酒造りへのビジョンや地元である「平戸」に貢献したいという想いに共感し、取引をお願いした次第です。
既にお酒は美味しいのですが、さらなる大きな進化を見せてくれるであろう可能性を強く感じずにはいられない酒蔵です。