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笊籬採りとは、もろみ中に笊籬状のスクリーンを沈め、無加圧に近い状態で浸透してきた清酒を、周囲の空気に触れることなくもろみから分離する、油長酒造独自の上槽方法です。
上槽したお酒は氷点下の温度にて氷温貯蔵、約半年を経て登場しました。細部までこだわりぬいた限定品です!
白い花や和梨のような爽やかな香り。やや青い香りも感じられます。
口に含むと風の森特有の繊細なガス感。なめらかなテクスチャーで、まろみのある甘旨味が膨らみます。ふくよかな余韻に寄り添う優しい酸味。ラストに感じるかすかなほろ渋さ。通常の657より更に厚みのある味わいがお楽しみいただけます。
特定名称 | 純米 |
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アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 秋津穂(精米歩合65%) |
酵母 | 協会7号 |
酒母 | 速醸 |
奈良県御所市、葛城金剛山系の麓に油長酒造はあります。
油長酒造の名は、元々は精油業を営んでいたことから代々の当主が名乗った「油屋長兵衛」の名に由来。1719年に酒造業に転じ、300年以上の歴史を誇ります。
「奈良酒の伝統を活かし、新たな伝統を創る」無濾過・無加水・生酒の専門ブランド「風の森」は1998年に誕生。
刻一刻と状態の変わる生酒を花に例え、四季醸造により年間を通じて「蕾」の状態で出荷。飲み手には、花開く様子や枯れ行く様子を自由に楽しんでほしいとの願いが込められています。