最古の清酒酵母の3種の1つと言われる、“S.sake”を使用した日本酒です。
香りは穏やかめで、クリーミーな酸い香りにどこか懐かしさを覚えるような青い香りも感じられます。
口に含むとまろくふくよかな甘味と酸味の絶妙バランス。アタックは濃いめかな!?と思いきや、かすかな苦渋味や瑞々しさが顔を出し、意外と軽やかなアフターの余韻。バタリーなニュアンスが立体感のある味わいをさらに引き出しています。
冷酒もよいですが、常温~燗で現れるふくよかさも是非お楽しみいただきたいです。
特定名称 | 特別純米 |
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アルコール度数 | 17 |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 4.8 |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 富山県産雄山錦(精米歩合70%) |
酵母 | Saccharomyces sake(1897) |
酒母 | 速醸 |
奈良県香芝市にある大倉本家は1896(明治29)年の創業以来、大部分の酒を山廃で造り続けています。最盛期は6,000石と地域を代表する製造規模だったものの、2000年秋からは休造が続いていました。しかし4代目の現蔵元・大倉隆彦さんが2003年に造りを再開。従来の銘柄「金鼓」に加え、限定流通銘柄「大倉」を立ち上げました。「サンライズのような、明るい酸のあるお酒」を目指し個性溢れる酒を発信しています。