2021年に創業120周年を迎えた伴野酒造。コロナ禍で先が見えない中、未来を創造しながら醸された純米大吟醸です。長野県産美山錦を35%まで磨き、3°C以下の低温で瓶内でゆっくり熟成させた1本。
香りは爽やかで、白葡萄や白桃のような優しい果実香に青い香りがします。
口に含むと、とてもシルキーで上質な甘味がひろがります。伸びやかな余韻に寄り添うやわらかな酸味。思わずほっと息をついてしまうような洗練された上品さです。かすかな渋さやミネラリーなニュアンスが後半に広がり、すーっと染み渡る飲み心地。しっぽりと余韻長く楽しめる1本となっております。
キンキンに冷えているのも良いですが、注いで少し温度が上がったくらいがおすすめ。
自分へのご褒美や、大切な人と共に味わっていただきたい極上のお味。贈答品にもおすすめです!
特定名称 | 純米大吟醸 |
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アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 長野県産美山錦(精米歩合35%) |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
長野県佐久市で造る伴野酒造は、「澤の花」「Beau Michelle(ボー・ミッシェル)」の二銘柄が主力。
スッキリ・キレ味の良さが特徴で食事を引き立ててくれる「澤の花」と甘酸っぱくお酒単体でも杯が進む「Beau Michelle」は、互いに対極を成すような酒質ですが、二銘柄とも非常にレベルが高く仕上がっております。
蔵元杜氏である伴野貴之さんは酒造りへのこだわりはもちろん、酒造業界や酒販業界にも一家言ある気鋭の造り手。伴野さんの酒を楽しむのはもちろん、一酒屋として議論を交わすのも非常に勉強になる酒蔵です。