2期目の今期、5種類に増えた新銘柄「真上」シリーズですが、そのなかでも吟醸造りのお酒はこの緑ラベルだけです。
吟醸酒らしい、フレッシュなメロンの香り。洋梨やラムネを思わせる香りも爽やかな彩りを加えてくれます。
軽快な口当たりから、ほのかな甘味を感じ、最後は真上の特徴である苦味でキレていきます。日本酒度は±0と中庸なバランスですが、数字以上にドライに感じます!
冷蔵庫で冷やして、さわやかな特徴を活かしていただきたいお酒。キレが良いので、少し甘味のあるお料理、グレープフルーツを使ったサラダや、桃のカプレーゼなどと合わせていただくと相性が良いでしょう。
特定名称 | 純米吟醸 |
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アルコール度数 | 15度以上16度未満 |
日本酒度 | ±0 |
酸度 | 2.0 |
アミノ酸度 | 1.2 |
使用米・精米歩合 | 山田錦 精米歩合60% |
酵母 | KArg1401(尿素非生産性酵母) |
酒母 | 速醸 |
茨城県桜川市真壁地区。戦国時代から城下町として栄え、今でも江戸時代当時の街並みを色濃く残します。近江商人であった村井家がこの地を拠点としたのは、1670〜80年頃のこと。その後、ここで手に入る良質な米と水を活かして酒造りを始めました。
2020酒造年度から限定流通銘柄として立ち上がった「真上(しんじょう)」は、30代の若手蔵人・臼井卓二さんが酒質設計から製造、営業までを手掛ける「これからの酒」。「真壁を盛り上げる」という願いも込められています。「安心して飲んでもらえる酒を」という誠実な想いで醸され、成長し続けるこの銘柄を、一緒に応援していただけると嬉しいです。