乳酸を想起する酸い香りを第一印象に、糠や穀物のような香りを感じます。立ち香から酸の強さが示唆されるほど。
口に含むとすぐに凝縮感のある酸味と程よい旨味を感じます。持続的な酸味を主体に感じながら余韻長くフィニッシュします。
今までの土田のラインナップの中で最も酸味が強いタイプの日本酒です。にごりということもあり口に含んだときのインパクトも増強されている印象です。
特定名称 | - |
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アルコール度数 | 15% |
日本酒度 | -21 |
酸度 | 4.6 |
アミノ酸度 | 5.4 |
酒米 | 群馬県産 飯米(能登ひかり)精米歩合90% |
酵母 | 蔵付き酵母(酵母無添加) |
酒母 | 生酛 |
※生酒のため要冷蔵です。
※開栓時、炭酸ガスにより液体が噴き出します。必ずよく冷やして、振らずに、ゆっくりと空気を抜きながら開栓してください。
群馬県川場村に位置する土田酒造の最大の特徴は、蔵に生息する微生物の力を最大限活かした造り。天然の乳酸菌を生かした「生酛」や「菩提酛」、そして蔵に生息する酵母によるアルコール発酵を行う酵母無添加を実践。そのユニークな酒造りは独特の酒質を生み出し、多くの日本酒ファンの支持を得ています。蔵元の土田祐士さん、杜氏の星野元希さんのコンビは優れたアイデアマンとしても知られ、ユニークで美味しく楽しい日本酒をリリースし続けています。