真上の特別純米、これまで販売していた直汲み生原酒に加えて、レギュラーバージョンの加水火入れが入荷しました。
あんずのようなフルーティな香りの奥に、穀物系の香りも少し感じられます。
なにより個性的なのが、貝殻のような、海を思わせる香りです。
口当たりは軽やかでほどよく甘味を感じ、ジューシーな酸味、そしてこの銘柄に特徴的な苦味が彩りを加えます。
日本酒度は-5と「甘口」に分類されるお酒ですが、酸味と苦味の効果でキレよくスッキリと飲めるお酒です。
食事にも幅広く合わせやすいですが、やはり海鮮系。特に和風なら焼きハマグリや、洋風ならムール貝のオリーブオイル炒めなど貝料理と合わせたい味わいです。
特集記事で紹介させていただいたとおり、カニとも相性が良いですね!
温度帯は冷酒から常温、燗酒と幅広く対応でき、レギュラーの特別純米として使いやすい一本です。
特定名称 | 特別純米 |
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アルコール度数 | 15度以上16度未満 |
日本酒度 | -5 |
酸度 | 1.9 |
アミノ酸度 | 0.9 |
使用米・精米歩合 | 山田錦 精米歩合60% |
酵母 | KArg901(尿素非生産性酵母) |
酒母 | 速醸 |
2020酒造年度から限定流通銘柄として立ち上がった「真上(しんじょう)」は、30代の若手蔵人・臼井卓二さんが酒質設計から製造、営業までを手掛ける「これからの酒」。「真壁を盛り上げる」という願いも込められています。「安心して飲んでもらえる酒を」という誠実な想いで醸され、成長し続けるこの銘柄を、一緒に応援していただけると嬉しいです。