
阿部酒造の農業部門「合同会社 kurafarm1804」が一から米作りを行い、精米歩合45%まで磨き上げた米を使用した特別仕込み。生酛づくりで醸し、雑味と奥行きのある味わいを追求した1本です。
香りは穏やかめ、シャインマスカットのような果実香に玄米茶を思わせるような香ばしい香り、青草のような爽やかな香りがします。
香りの印象とは打って変わり、緻密でミネラリーな甘さに柑橘調の爽やかな酸味が優しく口中に広がります。柔く細めの旨味と葡萄調の心地よい渋さ。ラムネ調の爽やかさときめ細やかな旨味が余韻を彩り、余韻長くスマートに楽しめます。
冷やしすぎずに、ゆったりと温度変化をお楽しみいただきたい1本です。是非ワイングラスでどうぞ。
| 特定名称 | - |
|---|---|
| アルコール度数 | 12度 |
| 日本酒度 | - |
| 酸度 | - |
| アミノ酸度 | - |
| 使用米・精米歩合 | 新潟県産米(精米歩合非公開) |
| 酵母 | S9 |
| 酒母 | 速醸 |
阿部酒造六代目の阿部裕太さんと初めてじっくりお話しさせていただいたのは、2024年6月に蔵を訪問させていただいたとき。
阿部さんへの第一印象は「ロマンとソロバンどっちもめっちゃ強いやん!」ってこと。
「自分たちが本当に造りたい酒を造り続ける」という強い信念があり、ITを活用し蔵の徹底した効率化を実行し、経営数字にもめちゃくちゃ強い。
何より話していてとても面白い方なのです。業界のこと、お酒の未来のことなどなど、どのテーマも切り口鋭い意見を持ち、毎回様々な気付きを与えてくれる存在です。