やや華やかな香り。普段はあまり使わない例えですが、キウイらしさを感じる……と思って蔵元コメントを確認したところ、そちらにも「キウイフルーツ」とありました。
綺麗な吟醸香のなかにも個性が表現されています。
やわらかく、やや香ばしさを感じる甘味には、この銘柄らしい果実感もよく表現されています。
その芳醇な味わいからスッとドライにキレていくバランス、そして透明感は「アル添」の良さを改めて教えてくれます。
熟成も良さそうなバランスですね。
華やかさを感じるお酒ですが、お刺身から肉料理まで、食事にも幅広く合わせやすいです。味付けは濃すぎないお料理が良いでしょう。
温度は冷酒がオススメです。
特定名称 | 吟醸 |
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アルコール度数 | 14度 |
日本酒度 | +3 |
酸度 | 1.5 |
アミノ酸度 | - |
酒米 | 国産米 (精米歩合60%) |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
岩手県盛岡市、盛岡駅から車で10分もかからない位置にある菊の司酒造。創業1772年と岩手県内最古の歴史を持ち、15代続く名門酒蔵です。16代目予定の平井佑樹さんと弟の大貴(ひろたか)さん、共に20代の兄弟を中心に、若いチームで高品質な酒を造ります。
「平井六右衛門」は、2014年に立ち上がった、初代から襲名する蔵元名を冠した新シリーズ。16代目予定の平井佑樹さんが設計を手掛け、「米と酵母が織りなすジューシーな味わい」にこだわって醸されています。