※発泡感がございますので開栓にはご注意ください。
「スイーツの街」として知られる長崎・平戸の老舗酒蔵「森酒造場」と、日本酒がもっと世界で楽しまれる未来を目指すSAKE Street。両者のコラボで、本気で「スイーツに合わせる」ための一本が誕生しました。
お酒の名前は「飛鸞 百菓(ひらん ひゃっか)」。
1550年、ポルトガルから伝えられた菓子が、日本のスイーツ文化の夜明けを告げた特別な地、平戸。この地に息づく豊かなスイーツ文化の象徴であり、日本初のスイーツレシピ図録とも言われる「百菓之図」への敬意を込めて、その名を冠しました。
ケーキ、ショコラ、フルーツ、和菓子……さまざまなスイーツと合わせることで、歴史とロマンが薫り、心ときめく新しい発見が得られる1本です。
注ぐと、薄く澱が絡んでいます。
香りは芳醇で、チャンククッキーのような香ばしい香りに加え、ほのかにマンゴーや黄桃のような甘美な果実香が優雅に広がります。
口に含むと、きめ細やかなちりりとした発泡感が繊細に弾け、とろりとした豊かなテクスチャが口中に広がり、立体的な甘旨味が楽しめます。パンを思わせる香ばしさとともに、桃やマンゴーの果実味が余韻として長く残り、まるで夢の中にいるかのような贅沢な味わい。
爽やかな酸味と濃厚なコクが絶妙に調和し、一口ごとに心を奪われる、まさに至高の一本です。冷酒でもお燗でもおすすめ!
マンゴーの香りと甘味をソースのように活かし、チョコレート系のケーキとは相性抜群。香りと味わいが混ざり合いつつ、微発泡感があることでさわやかな余韻が感じられます。
豊かな香りと爽やかな酸味も特徴的で、フルーツタルトとも合わせやすいでしょう。さまざまなフルーツのタルトと合わせながら飲み比べると、いっそう楽しさが広がります。
また、お米の甘みと、おりがらみの柔らかなテクスチャは和菓子とも好相性。まさに、スイーツに合わせるための1本としてふさわしい味わいです。
特定名称 | 貴醸酒 |
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アルコール度数 | 14% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 麹米:山田錦 掛米:にこまる |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
「飛鸞」を造る森酒造場(長崎県平戸市)は、若き蔵元杜氏である森雄太郎さんが切り盛りする酒蔵です。
森さんは広島大学および大学院で発酵の研究に携わり、大手酒造メーカーで修行をした後に蔵へ戻られました。自然を活用した酒造りへのビジョンや地元である「平戸」に貢献したいという想いに共感し、取引をお願いした次第です。
既にお酒は美味しいのですが、さらなる大きな進化を見せてくれるであろう可能性を強く感じずにはいられない酒蔵です。