
※保管は要冷蔵にてお願いいたします。
グラスから立ち上る香りはオレンジ蜂蜜のように甘く、レモングラスを思わせる爽やかな青さが重なります。白ワインのソーヴィニヨン・ブランを連想させるような華やかさも。
口に含むと、グレープフルーツやブラッドオレンジのようなスマートな果実味が広がり、柑橘の心地よい酸が後味をきゅっと引き締めます。後半には、じんわりとお米の旨味が顔をのぞかせます。
米と米麹、唐花草のみで造られているとは到底思えない、驚きと魅力にあふれた1本です。
蔵元コメント
<『寵深花風』、至り尽くした最深の幽玄の境地へ>
「寵深花風」とは、
< ホップの近縁種「唐花草」と、秋田に伝わる「花もと」製法>
素材は、日本の山々に自生する在来種「唐花草」。この唐花草は、
<米、麹、唐花草。ただそれだけで生まれる、驚きの香り>
これまで多種多様な素材を扱ってきた経験を活かし、
| 原材料 | 米・米麹・ホップ |
|---|---|
| アルコール度数 | 15% |
| 日本酒度 | - |
| 酸度 | - |
| アミノ酸度 | - |
| 使用米・精米歩合 | 秋田県産米(精米歩合90%) |
| 酵母 | - |
| 酒母 | 速醸 |
2021年、秋田県男鹿市に新しい酒蔵が誕生しました。蔵の名前「稲とアガベ」は、日本酒とテキーラ、それぞれに魅せられた夫婦2人で立ち上げたプロジェクトだったことに由来します。
日本酒は製造免許の国内向け新規発行が禁止されているため、「その他の醸造酒」としてどぶろくや副原料を使ったクラフトSAKE、そして国内では販売できない「輸出専用」の日本酒醸造をスタート。さらに、自然栽培の米づくりそして男鹿を観光地として活性化するためのさまざまな取組みも行っています。
70年以上ぶりの新規免許の解禁を正面から突破しようとする稲とアガベ。その事業とお酒は日本酒の未来を見せてくれるようで、ワクワクさせてくれます。