
畑酒造が最初に製造を始めたのが“喜量能(きりょうよし)”銘柄。
明治期に「愛国」「亀ノ尾」と並び三大品種と称された「神力」は、「器量良(きりょうよし)」という名が由来となっておりました。
その名にご縁を感じた畑さんが、自社で神力米を栽培し、生酛仕込みで丁寧に醸した純米吟醸がついに登場です。こちらは生酒verとなります。
香りは爽やか、アーモンドミルクのようなミルキーな酸い香りに、レモングラスのようなシャープな柑橘感や青いグリーンノートが広がります。
口に含むとソフトな甘さと生酛由来の綺麗な乳酸感が広がります。力強いまろやかさとふっくらとコクのある余韻。持続性のある米の旨味が余韻長く楽しめます。
冷酒も美味しいですが、常温になるとより濃厚でフルボディな飲みごたえ!
| 特定名称 | 純米 |
|---|---|
| アルコール度数 | 16度 |
| 日本酒度 | +4 |
| 酸度 | 2.4 |
| アミノ酸度 | - |
| 使用米・精米歩合 | 神力(精米歩合65%) |
| 酵母 | 蔵付き無添加 |
| 酒母 | 生酛 |
「喜量能(きりょうよし)」と「大治郎」を醸す畑酒造は滋賀県東近江に位置します。喜量能は畑酒造代々の伝統を守った造り、4代目蔵元の名を冠した「大治郎」は現蔵元の感性が反映された日本酒です。
畑酒造とSAKE Streetの接点が初めて生まれたのは、「大治郎」の輸出をサポートさせていただいたときでした。大治郎の旨味主体の食事を引き立てる酒質が元々好みでしたが、初めて一緒に仕事をさせていただく中で誠実な人柄にふれ、「畑さんと仕事がしたい」と思い取引をお願いした次第です。