周南市中須地区の棚田で栽培される「泣かす米」は、農薬を一切使用せず、昔ながらのはぜかけ天日干しの農法で作られたコシヒカリです。丹精込めて作られた泣かす米から造られた「泣かす酒」
酸がしっかりして凝縮感があり、洗練されている味わい。そんな中にも、うま味の奥にある糠のニュアンスが優しい郷愁のようなものを感じさせてくれます。
常温だときゅっと締まった感じ。45℃くらいにお燗すると米の味わいがぐっと前面に出てきて、どちらもおすすめです。
料理でぱっと思いついたのは酢豚!常温時であれば酸がリンクしてくれそう。燗はお米感が強いので、米に合うものなら大体相性が良いです。
特定名称 | 純米 |
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アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | 非公開 |
酸度 | 非公開 |
アミノ酸度 | 非公開 |
酒米 | こしひかり(精米歩合60%) |
酵母 | 非公開 |
酒母 | 速醸 |
「原田」を造るはつもみぢは山口県周南市に位置します。1985年から20年間、酒造りを休業していましたが、現蔵元の原田康宏さんにより四季醸造の蔵として再開。米の旨味を存分に引き出すため、全ての酒が純米で造られています。
常にフレッシュな状態で日本酒を出荷するため、年間を通してどの銘柄も超少量で仕込みを行います。落ち着いた味わいの純米酒から華やかな吟醸タイプの日本酒までフレッシュさを感じるのが原田の特徴です。