とにかく特徴的なのはその力強い酸味!香りもあいまって熟したトロピカルフルーツを思わせる、濃醇ジューシーな味わいです。
現在では頒布されていない協会8号酵母を使用。酸味を特徴とする大倉本家の酒の中でも、群を抜いて高い酸度3.3には8号酵母のポテンシャルを感じます。
濃醇な酒向きで酸が高かったため「時代の流れに合わない」として1978年に頒布終了した酵母ですが、現在の「時代の流れに合っている」のではないでしょうか。
個性的な味わいにも関わらず意外と幅広い料理に合いますが、このお酒を買ったら絶対に試していただきたいのはエスニック料理。いなば食品さんの缶詰タイカレーやガパオでも良いんです。一度でいいから試してみてください。
スパイスを効かせたラム肉なんかもヤバいです。冷酒または、しっかりと温めた燗酒で!
特定名称 | 特別純米 |
---|---|
アルコール度数 | 17 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | 3.3 |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 雄山錦 精米歩合70% |
酵母 | きょうかい8号 |
酒母 | 速醸 |
奈良県香芝市にある大倉本家は1896(明治29)年の創業以来、大部分の酒を山廃で造り続けています。最盛期は6,000石と地域を代表する製造規模だったものの、2000年秋からは休造が続いていました。しかし4代目の現蔵元・大倉隆彦さんが2003年に造りを再開。従来の銘柄「金鼓」に加え、限定流通銘柄「大倉」を立ち上げました。「サンライズのような、明るい酸のあるお酒」を目指し個性溢れる酒を発信しています。