香りはほぼ感じられず、ほのかに紅茶を思わせるような、香ばしく甘さを感じる香りがします。
口に含むとじゅわっとした果実味。ハツラツとした酸味となめらかな旨味の余韻。とろみすら感じられる余韻の長さ、熟したリンゴのような果実感も楽しめます。ボディ感は感じられながらも、軽やかさも楽しめる後口。程よい渋さが後口を引き締めます。
フレッシュさをお楽しみいただくためにも冷酒でまずはお楽しみください。少し氷を浮かべて飲むのも良いと思います。
特定名称 | 特別純米 |
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アルコール度数 | 14度以上15度未満 |
日本酒度 | -21 |
酸度 | 2.7 |
アミノ酸度 | 1.3 |
使用米・精米歩合 | 山田錦 精米歩合60% |
酵母 | KArg701(尿素非生産性酵母) |
酒母 | 速醸 |
茨城県桜川市真壁地区。戦国時代から城下町として栄え、今でも江戸時代当時の街並みを色濃く残します。近江商人であった村井家がこの地を拠点としたのは、1670〜80年頃のこと。その後、ここで手に入る良質な米と水を活かして酒造りを始めました。
2020酒造年度から限定流通銘柄として立ち上がった「真上(しんじょう)」は、30代の若手蔵人・臼井卓二さんが酒質設計から製造、営業までを手掛ける「これからの酒」。「真壁を盛り上げる」という願いも込められています。「安心して飲んでもらえる酒を」という誠実な想いで醸され、成長し続けるこの銘柄を、一緒に応援していただけると嬉しいです。