4か月にわたりリリースされてきた、純米大吟醸酒米違いシリーズもとうとう最終章へ。
ラストを飾るのは長州山田錦。
香りは爽やかで白葡萄や洋梨ような香りにほんのり酸い香りがします。
口含むとしゅわりとした繊細なガス感!透明感のある甘旨味に優しい酸味が寄り添います。中盤から心地よいジューシーさがふくらみ、ほろ渋さと共にするりと綺麗なフィニッシュを迎えます。
非常にバランスが良く、上品な味わいを余韻長くお楽しみいただける一本です。
洗練された透明感を味わっていただく場合は冷酒で。個人的には注いでほんのり温度が上がった時のふくよかさも最高です。
特定名称 | 純米大吟醸 |
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アルコール度数 | 15% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 山田錦(精米歩合50%) |
酵母 | 協会9号 |
酒母 | 速醸 |
「天美」を醸す長州酒造は2020年、山口県下関市で「生まれ変わった」酒蔵です。県内企業の長州産業が2018年に事業承継、新たな蔵を建設したうえで他蔵で修行を積んできだ藤岡美樹さんを杜氏として迎え入れ、酒造りをスタートしました。
「微差は大差」を合言葉に醸す「天美」は、完成度の高さこそがその特徴。甘味と酸味のバランスとキレの良さ、美しい飲み心地は、藤岡杜氏率いる製造チームによる妥協のない酒造りから生まれます。