秋に収穫されたばかりの新米を使用した、新酒が登場。
香りはほのかで、かすかに黒葡萄のような果実香に青さを感じる香りがします。
口に含むと微かな発泡感。優しい甘味に寄り添う繊細な酸味。甘さの濃度は濃すぎず、骨格のあるまろやかな旨味が後半にかけふくらんでいきます。ピリリとしたに苦味とかすかな渋さも感じられながら、原酒らしいふくよかなボディ感が楽しめる1本です。
まずは冷酒でお召し上がりください。
特定名称 | 特別純米 |
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アルコール度数 | 16% |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 |
- |
使用米・精米歩合 | 国産米(精米歩合60%) |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
神奈川県の北西部、丹沢山地を源とする中津川の恵み豊かな愛甲郡愛川町にある大矢孝酒造。創業は1830年、8代目蔵元の大矢俊介さんが蔵に戻ってからは徐々に普通酒・本醸造の製造を減らしていき、2009年から全量純米に切り替わりました。東京でも高い人気がありながら、今でも地元の流通を重視している「地酒」。
創業当時から造り続ける「残草蓬莱」は速醸酛により、爽やかで軽快な飲み口に仕上げています。