
香りはフルーティめで、穏やかなメロンのような果実香に、マスカットを思わせる爽やかな香りがふんわりと広がります。
口に含むと、さっぱりとした明るい果実味に、コクのある穏やかな旨味が寄り添います。柔らかな酸と、ほんのり大人びた苦味が心地よいアクセント。
温度が上がるにつれまろやかさが増し、より奥行きのある味わいに。ゆったりと温度変化を楽しみながら飲んでいただきたい一本です。
| 特定名称 | 特別純米 |
|---|---|
| アルコール度数 | 16度 |
| 日本酒度 | - |
| 酸度 | - |
| アミノ酸度 | - |
| 使用米・精米歩合 | 国産米 精米歩合55% |
| 酵母 | - |
| 酒母 | 速醸 |
栃木県大田原市の銘酒「大那(だいな)」には、大いなる那須の大地のようなスケールの大きい蔵にしたいとの思いが込められています。
現蔵元の阿久津 信さんが蔵を引き継いだ当時、菊の里酒造は財務的にも非常に厳しい状況。2004年に「大那」ブランドを立ち上げ、限られたリソースと向き合いながら、設備や技術の向上に投資をしていき、酒質の改善に努めてきました。その甲斐もあり、鑑評会での受賞や大手メディアに取り上げられたことなどをきっかけにして、急速に人気を伸ばしています。