個人的に「鳴海」と聞いて、一番最初に思い浮かべる銘柄は「鳴海 純米大吟醸 山田錦 直詰生」ですが、その銘柄の2017年に醸された日本酒になります。
リンゴを思わせるようなフルーティな香りに、ほのかにカラメル感のある香り。
スッキリとした甘味と旨味に、ややカラメルを思わせる含み香と複雑味を感じながらフィニッシュしていきます。
生酒ですが、冷酒から熱燗まで幅広く楽しめる一本。冷酒ではフレッシュさが、熱燗ではふくらみのある甘味や複雑味が楽しめます。
特定名称 | 純米大吟醸 |
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アルコール度数 | 16度以上17度未満 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 山田錦 精米歩合50% |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
関東有数の漁港として有名な、千葉県勝浦市の地酒として愛されてきた東灘醸造。2006年に限定流通銘柄としてリリースしたのが「直詰め」によるフレッシュさが人気を得ている「鳴海(なるか)」です。2020年夏には、杜氏の退職により一度は休造を決意した6代目の君塚敦社長。しかし当店も絡んだご縁で、実力派の菊池譲杜氏が酒造りを担うことが土壇場で決まりました。新杜氏が醸す「鳴海」はこれまで以上にフレッシュ感のある酒質で評価を高めています。