穏やかな梨の香りに、かすかに乳酸を思わせる酸い香を感じます。
軽やかな甘味を感じるとすぐに、適度な酸味と苦味が味蕾を刺激します。
個人的にフレッシュな果実感を楽しむためにも、冷酒で楽しまれることをおすすめします。
ハーブの効いたマリネやサラダなど、香りのある前菜系の食事と合わせやすいです。
特定名称 | 純米吟醸 |
---|---|
アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | - |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 雄町 精米歩合55% |
酵母 | - |
酒母 | 速醸 |
関東有数の漁港として有名な、千葉県勝浦市の地酒として愛されてきた東灘醸造。2006年に限定流通銘柄としてリリースしたのが「直詰め」によるフレッシュさが人気を得ている「鳴海(なるか)」です。2020年夏には、杜氏の退職により一度は休造を決意した6代目の君塚敦社長。しかし当店も絡んだご縁で、実力派の菊池譲杜氏が酒造りを担うことが土壇場で決まりました。新杜氏が醸す「鳴海」はこれまで以上にフレッシュ感のある酒質で評価を高めています。