※ガス抜き栓のため、縦置きでの保管をお願いいたします(漏れてくる可能性があります)
外観は白濁しており、濁酒ならではの粒感のある酒粕が溶け込んでいます。
香りはふくよかで、まさに甘酒を思わせるような芳醇な香りに熟したマンゴーやバナナのような果実香、乳酸系の酸い香りも感じられます。
口に含むとミルキーでとろりとしたお米感。米粒感もたっぷりあり、食べながら吞んでいるような感覚です。
今年はそこまで酸味は高くなく、優しい甘旨味と程よい酸味が馴染んでいきます。後半に夕張メロンを思わせるような果実感が伸び、なめらかに余韻長くフィニッシュ。
冷酒から燗まで幅広い温度帯でお楽しみいただけます。
特定名称 | - |
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アルコール度数 | 12度 |
日本酒度 | -27 |
酸度 | 3.0 |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 国産米 精米歩合70% |
酵母 | 蔵付き酵母 |
酒母 | 水酛 |
奈良県香芝市にある大倉本家は1896(明治29)年の創業以来、大部分の酒を山廃で造り続けています。最盛期は6,000石と地域を代表する製造規模だったものの、2000年秋からは休造が続いていました。しかし4代目の現蔵元・大倉隆彦さんが2003年に造りを再開。従来の銘柄「金鼓」に加え、限定流通銘柄「大倉」を立ち上げました。「サンライズのような、明るい酸のあるお酒」を目指し個性溢れる酒を発信しています。