完熟パイナップルや干し葡萄のような濃密な果実香、焼きたてのレーズンパンのような香ばしい香りも楽しめます。
口に含むと、しっとりとコクのある甘みと酸味のふくよかなアタック。味はありながらも今季はすっきりとした印象。南国フルーツを彷彿とさせる果実の果皮のような渋さが寄り添い、清涼感のある夏らしい余韻が楽しめます。
是非キンッと冷やしてお召し上がりください。
特定名称 | 純米 |
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アルコール度数 | 16度 |
日本酒度 | +2 |
酸度 | - |
アミノ酸度 | - |
使用米・精米歩合 | 富山県産雄山錦(精米歩合70%) |
酵母 | 協会701号 |
酒母 | 速醸 |
奈良県香芝市にある大倉本家は1896(明治29)年の創業以来、大部分の酒を山廃で造り続けています。最盛期は6,000石と地域を代表する製造規模だったものの、2000年秋からは休造が続いていました。しかし4代目の現蔵元・大倉隆彦さんが2003年に造りを再開。従来の銘柄「金鼓」に加え、限定流通銘柄「大倉」を立ち上げました。「サンライズのような、明るい酸のあるお酒」を目指し個性溢れる酒を発信しています。