SAKE Streetの楽しみ方:第3回「角打ち(お酒を選ぶ編)」

おいしい日本酒を少しずつ飲み比べしたい!季節限定酒や珍しい日本酒に出会いたい!気に入ったお酒は買って帰りたい!そんな望みを叶えてくれる日本酒専門店がSAKE Street浅草橋店です。

本シリーズ「SAKE Streetの楽しみ方」では、今回初めて酒ストを訪れるライター・みさきが、ビギナー視点でお店を存分に楽しむコツを全7回にわたってご紹介します。前回は酒スト店頭の角打ちで注文ができる「おすすめセット」について解説しました。第3回は、好きなお酒を自分で選んで1杯ずつ飲む方法をご紹介します。

目次

どうやって選んだら良いの?

酒ストには全国から厳選された日本酒が常時100種類以上揃っています。定番品、季節の限定酒、燗酒向きのお酒などさまざまな種類のお酒を、すべて角打ちで飲むことができます。日本酒ベースのヨーグルト酒やゆず酒などのリキュール、はちみつを原料としているミードなど、日本酒以外のお酒も注文ができるのも魅力的です!

「楽しみにしていた新入荷のお酒を飲もう」「普段飲まないタイプを試してみよう」「ラベルの雰囲気が好み」など選び方は無限大!冷蔵庫の中を漁りながら探すのも宝探しのような楽しい時間です。


レジの左横にある冷蔵庫から探してみましょう!

一杯の値段はお酒によって違います。札がついていないものは45mlで300円、青札は400円、黄札は500円です。店内に料金表のポップが貼ってあるので、確認してみてくださいね。


ボトルの首にかかっている丸札の色で値段が変わります


札なしと青札は90mlだと少しお得です!

悩んだらスタッフに相談!

「種類が多すぎてどう選んだら良いか分からない」という人は酒ストのスタッフに相談をしてみましょう!
今回は「日常ではなかなか出会えないお酒」をリクエストして、おすすめの中からクラフトサケ(※)を2種類選びました。

※クラフトサケ:日本酒(清酒)の製造技術をベースとして、お米を原料としながら従来の「日本酒」では法的に採用できないプロセスを取り入れた、新しいジャンルのお酒 (クラフトサケブリュワリー協会公式サイトより)

詳細はこちら:クラフトサケとは? 日本酒とどう違うの? 本来の意味から具体例まで詳しく解説

選んでもらった2本はどちらもデザイン性の高いボトルで、見た目から期待が膨らみます!


layer(左)、LIBROM(右)

岩手県・平六醸造の「layer リンゴ」は、りんご果汁を副原料にしており、爽やかな甘みと豊かな酸が際立ちます。
福岡県・LIBROMの「LIBROM ストロベリー」は、冷凍したあまおうを贅沢に使っており、フレッシュないちごの香りとジューシーな果実感が口いっぱいに広がるお酒です。

クラフトサケは小規模な醸造所で造られており、取り扱いをしている酒販店が限られるため、このラインナップからも酒ストがお酒の仕入れにこだわりを持っていることが伝わってきます。 そんな珍しいお酒を一杯から楽しめて、飲み比べもできる場所はなかなかないのではないでしょうか!

希少なお酒は少し値段が高いこともあるので、最初から四合瓶を購入するのではなく、味を確かめることができるのも嬉しいですね。

まとめ

酒ストの角打ちでは100種類以上のお酒の中から自由に選び、1杯300円から飲むことができます。

いきなりボトルごと買うのではなく、1杯だから冒険ができる。想像とは違う味わいのお酒に出会える驚きも角打ちの醍醐味ではないでしょうか。

お酒選びが不安な方でも、知識豊富なスタッフと話しながら決めることができるので、ぜひ楽しみながらお気に入りの1杯を見つけてみてください!

シリーズ:SAKE Streetの楽しみ方