おいしい日本酒を少しずつ飲み比べしたい!季節限定酒や珍しい日本酒に出会いたい!気に入ったお酒は買って帰りたい!そんな望みを叶えてくれる日本酒専門店がSAKE Street浅草橋店です。
本シリーズ「SAKE Streetの楽しみ方」では、今回初めてサケストを訪れるライター・みさきが、ビギナー視点でお店を存分に楽しむコツを全7回にわたってご紹介します。
第2回と第3回では酒ストの角打ちでお酒を選ぶ方法について解説しました。第4回は、角打ちのおともに注文必須なおつまみについてご紹介します!
おつまみを頼んでみよう!
酒ストのおつまみは6種類!(2024年8月時点)350〜450円の手ごろな値段で、日本酒にぴったりなおいしいおつまみが選べます。
訪問した日は、「雷こんにゃく」が品切れでした
メニューを見ると、お酒のあてに間違いない定番品から聞き馴染みのないおつまみもあり、「どれも日本酒と合わせて食べてみたい」と心惹かれます……。悩んだ末に、この日は以下の2品を注文しました!
1品目は、お店のイチオシ「〆鯖」。
オーダー後に店内で炙って提供されるので、お店の中が香ばしい香りに包まれます。脂ののった鯖に、刻んだ生姜と大葉が混ざっていてさっぱりした味わい。一口サイズに切ってあるので、一切れ食べては日本酒を一口……とついお酒が進んでしまいます。酢で〆た鯖の風味は、酸味のあるお酒と合いそうです。
2品目は名前が可愛らしい「きなこ豆」。
甘く煮込んだ大粒のそら豆にきなこをかけたもので、和菓子のような上品な見た目です。香りが楽しめるよう、提供前にきなこをまぶしているそう。埼玉県北部・長瀞のお店「万寿庵」から特別に取り寄せをしている厳選された逸品です。
甘すぎないので、お酒のあてにつまむのにぴったり。特に燗酒との相性は抜群で、いつまでも飲んでは食べて……を繰り返してしまえそうでした!ペアリングの様子は、詳しくは次回の熱燗編でご紹介します。
酒スト流!おつまみの楽しみ方
どのおつまみも小皿で提供され、ひとりで食べるのにちょうど良いボリュームなので、おつまみ1品と共にじっくりと日本酒と向き合って味わうのにぴったりです。 「どれもおいしそうだから全制覇したい!」という人は、友人や同僚を誘って、6種類のおつまみを食べながら皆でお酒を飲み比べるのがおすすめです!
実は、定番メニュー以外に、シーズンや企画に合わせて「きんぴらごぼう」などの限定品が登場する日もあるとか……リピーターの方にとってはお店に行くちょっとした楽しみにもなりますね。
まとめ
お酒だけで楽しめる人もいますが、個人的には、日本酒のおいしさを引き立てるパートナーとして、おつまみの存在はとても重要です。酒ストのおつまみはどれもお酒との相性が抜群で、ラインナップや提供前のひと手間からも、お酒だけではないこだわりを感じました。
次来たときは、食べたいおつまみに合わせた日本酒のペアリングを相談してみようと思います!
【シリーズ:SAKE Streetの楽しみ方】
- 第1回:「お店に行ってみよう!」
- 第2回:「角打ち(おすすめセット編)」
- 第3回:「角打ち(お酒を選ぶ編)」
- 第4回:「角打ち(おつまみ編)」