【漬けるだけ!で優勝おつまみ】たこの新生姜漬け

たこの新生姜漬け

おうちで簡単にできる日本酒ペアリングレシピをご紹介している本シリーズ。

今回は、梅雨時期や暑い日にぴったりのさっぱり系おつまみです。材料に使うのは「岩下の新生姜」。家飲みで愛用している方も多いのではないでしょうか?こちらをアレンジして「漬けるだけ」の簡単ステップで、優勝おつまみを作ります。

目次

今回のメニュー:たこの新生姜漬け

食材は、たこぶつ・枝豆・岩下の新生姜の3つ。どれもコンビニやスーパーで手に入ります。岩下の新生姜は漬け汁も使うので、汁に浸かっているタイプのものを選んでください。

今回一緒に漬ける「たこ」は、疲労回復に良いとされるタウリンが豊富で、夏バテしやすい今の時期にぴったり。枝豆も夏のおつまみの定番。どちらも食感が良く、箸が進みますよ。

このほか、なすやきゅうり、ミニトマトなどの野菜、うずらのたまごやチーズを入れるのもおすすめです。実は、「和風ピクルス」としてアレンジがきく漬け汁。捨てないで、「二度おいしい」をお楽しみください。

材料(作りやすい量)

材料

  • ・蒸したこぶつ切り 1パック(62g)
  • ・冷凍塩ゆで枝豆 1袋(120g)
  • ・岩下の新生姜 2〜3本
  • ・新生姜の漬け汁 1/2袋分(約60ml)

調理時間:5分(漬け時間15分)

作り方

❶冷凍枝豆を解凍し、鞘から豆を取り出す

冷凍枝豆の流水解凍

セブンイレブンの枝豆は、流水に2〜3分浸すと解凍できます。

鞘から豆を取り出す

鞘から豆を取り出し、保存容器に入れます。

❷新生姜漬け2〜3本を斜め薄切りにする

新生姜漬け2〜3本を斜め薄切りにする

❸保存容器にたこ、枝豆、新生姜漬け、新生姜の漬け汁1/2袋分を入れ、冷蔵庫で15分ほど置く
(漬け汁のもう半分は、残った新生姜の保存に利用します。)

保存容器にたこ、枝豆、新生姜漬け、新生姜の漬け汁1/2袋分を入れ、冷蔵庫で15分ほど置く

これだけで完成!

完成品

生姜の爽やかな香りと甘酸っぱい風味で、蒸し暑い季節にもさっぱりと食べられます。コリコリ&シャクシャク、食感のハーモニーがまた心地いいですよ。

このおつまみに合わせたいお酒

CRAFT 稲と日本茶 01

日本茶ベンチャー〈TeaRoom〉が日本酒の木樽で熟成させた日本茶葉を、米と麹と一緒に発酵させたクラフトサケ。今回の冷製おつまみに合わせて、お酒も冷やしていただくのがおすすめです。

口に含んだ瞬間のやさしい甘酸からお米の旨味、ほんのり茶葉の苦味へ、表情の変化が楽しめます。最後はやわらかに消えていき、名残惜しくて思わずもう一口飲んでしまいたくなる不思議なお酒です。たこの甘酸っぱさ、枝豆の甘味、新生姜の辛味に、お酒の持つそれぞれの味わいが重なります。お寿司とガリと緑茶のようなまとまり感もありますよ。

こちらのお酒、さらに数日置いて飲んでみたのですが、ふわっとお米の甘やかさが開いて、芳醇な印象になっていました。もうしばらく置いてもさらにおいしくなりそうです。

もし「稲と日本茶」が手に入らなければ、やわらかい甘味と酸味がありスキッと飲めるタイプのお酒を選んでみてください。最後に少し苦味があればなおよし。新生姜の甘酸っぱさとピリッとした辛味に同調してくれるはずです。夏酒はわりと合わせやすいのではないでしょうか。

ちょっと夏バテ気味だけどお酒を飲みたい……そんな時にぜひこのペアリングをお試しください!

 

【シリーズ:〇〇するだけ!で優勝おつまみ】

fj(エフジェー)

fj(エフジェー)

おつまみクリエイター

酒処・新潟出身、SAKE Street店舗の近くに住む日本酒愛好家。キッチンドランカー歴約20年。「いかにして家飲みを楽しむか」を日々研究中。ブログやSNSでおつまみレシピや飲んだくれ生活を発信しています。