簡単1ステップでできる日本酒ペアリングレシピをご紹介している本シリーズ。
今回は、居酒屋メニューの定番「ポテトサラダ」です。ビールに合わせるイメージが強いかもしれませんが、あるものを加えて和風に仕立てると、ばっちり日本酒に合います。
しかも、材料3つ・混ぜるだけ・調理時間3分という手軽さ。ポテサラ好きのみなさま、ぜひ今回のアレンジで優勝してください!
今回のメニュー:柿ピーのザクザクポテサラ
メイン食材は、コンビニで売っているごくふつうのポテトサラダ。具材は玉ねぎ、にんじんとシンプル。こちらに、乾きものの定番である柿の種を合わせます。
おすすめは「わさび味」の柿の種。辛味がいいアクセントになります。わさび味がなければ、プレーンの柿の種に少しわさびを加えてもOK。
ここに青のりを加えると、驚くほど和風にまとまります。磯のいい香りによって、グッと日本酒向きの味わいになるんです。
材料(作りやすい量)
- ・ポテトサラダ 1袋(120g)
- ・柿の種わさび味 大さじ4 (写真1袋の約1/3)
- ・青のり 小さじ1
調理時間:3分
作り方
❶柿の種大さじ4をポリ袋に入れ、綿棒などで叩いて砕く
❷ボウルにポテトサラダ・砕いた柿の種・青のり小さじ1を入れて混ぜる
スプーンでざっくりと混ぜればOK
これだけで完成!
ザクザクの柿の種とカリカリのピーナッツ。このポテサラの醍醐味は食感です。
そして、青のりとわさびの風味の良さ。マヨネーズの酸味がマイルドになって、じゃがいもの甘さが引き立ちます。ジャンクなおつまみかと思いきや、意外と上品な味わいに仕上がりますよ。
このおつまみに合わせたいお酒
真上 純米生原酒 Regular
甘味・酸味・旨味が調和した、食中にもってこいの1本。
冷やして飲むとまず感じるのは、メロンのようなフルーティーな香りとお米の甘味。続いてふくよかな旨味と酸味が現れ、心地よい苦味とともにキレていきます。
ポテサラの酸味や甘味、磯の香りに寄り添い、柿ピーの香ばしさを引き立てます。味のいろいろな要素を受け止めてくれ、杯を進めるたびにどんどんなじんでいく。そんな懐の深いお酒です。
後半はお酒を温めていただきます。
柿の種がふやけてきたら「追い柿ピー」を。酒も進んでいるので、砕かずそのままのせちゃいましょう。ザックザクの食感を楽しみつつ、お酒は55℃くらいの熱めで。
お酒の旨み・酸味がふくらんで、わさびの辛味といい具合にまじり合います。食事中にガンガン飲める。ふだんの食卓で気を使わずに楽しめる真上、いいです。常備しておきたいお酒です。
真上が用意できなければ、甘味・酸味・旨味のしっかりしたお酒を選んでみてください。ポテサラの複雑な味わいにうまくなじんでくれるはずです。「混ぜるだけ」のポテサラアレンジ、ぜひお試しください!
【シリーズ:〇〇するだけ!で優勝おつまみ】