日本酒のおつまみの定番、お刺身。そのままでもお酒は進みますが、ほんのひと手間加えて、「優勝おつまみ」に変身させちゃいましょう!
今回は、真鯛のお刺身のアレンジレシピをご紹介。家によくある食材を混ぜてかけるだけで、ごちそうカルパッチョができあがります。
じっくり飲みたい日の前菜にもいいので、ぜひ家飲みで気軽に作ってみてください。
今回のメニュー:鯛のカルパッチョ
このシリーズではコンビニで買えるアイテムを使ったレシピを紹介しているのですが、ローソンの一部店舗で冷凍の真鯛のお刺身が売っていること、ご存知でしたか?
ちょっと割高ですが、季節や時間帯を問わずいつでも買えるのはうれしいところ。流水に10分浸すだけで解凍できるのも便利です。冷凍ストックしておいて、食べたい時に取り出す、という使い方もできますね。
冷凍のお刺身ってどうなの?と思うかもしれませんが、水っぽさや生臭さはあまりなく、おいしく食べられます。そして今回のレシピは旨味をまとわせるので、お刺身の鮮度を問わず楽しめます。
もちろん、スーパーなどで買った普通のお刺身でもOK。柵で買ったお刺身が余ってしまった時のリメイクにもおすすめです。
材料(1人分)
- ・真鯛の刺身 5〜6切れ(ローソンのお刺身1パック分)
- ・塩昆布 1つかみ(大さじ1/2程度)
- ・ごま油 大さじ1
- ・柚子こしょう 1cm
調理時間:12分
作り方
❶冷凍の真鯛のお刺身を流水に10分浸して解凍する
❷【ごま油大さじ1・塩昆布1つかみ・柚子こしょう1cm】を混ぜる
※事前に混ぜておくことで、塩昆布の旨みがごま油となじみます
❸解凍したお刺身に❷をかける
※時間があれば10分ほど冷蔵庫で寝かせるとさらに味がなじみます
これでできあがり!
塩昆布の旨みとごま油のコクをまとった真鯛がたまりません!ゆず胡椒の酸味と辛味が鼻に抜けて、後味も爽やかです。解凍したお刺身とは思えない、真鯛のモチモチとした食感も味わえます。
市販の塩昆布にはだいたい塩・しょうゆ・砂糖が使われているので、味付けはこれでバッチリです。お刺身の柵と塩昆布をラップで包んで冷蔵庫で寝かせ、昆布締め風にアレンジするのもいいですよ。いつものお刺身に飽きたら、ぜひ試してみてください。
このおつまみに合わせたいお酒
澤の花 辛口純米 花ごころ
「辛口純米」の文字通り、すっきりドライな飲み口。「これぞ辛口!」と思わず唸ります。
やさしいお米の香りのあとに、ふくよかな旨み、最後は抜群のキレ。冬の澄んだ空気のようにキレイなお酒です。カルパッチョの「ごま油の香ばしい香り→塩昆布の旨み→ゆず胡椒の辛味」という流れに、ぴったりと寄り添ってくれます。
今回は冷製おつまみなので、お酒も冷やして合わせてみてください。口の中で心地よく調和しますよ。
澤の花以外でも、淡麗でキレのよいお酒を選ぶと、淡白な真鯛とカルパッチョソースの旨みにマッチングするはずです。とっても簡単なお刺身アレンジで、おうちペアリングをお楽しみください。
【シリーズ:〇〇するだけ!で優勝おつまみ】
- 第1回:混ぜるだけ!「サラダチキンの梅マヨ和え」
- 第2回:焼くだけ!「大根の明太チーズグラタン」
- 第3回:レンチンするだけ!「冷凍そら豆で作るずんだ餅」
- 第4回:かけるだけ!「真鯛のカルパッチョ」
- 第5回:のせるだけ!「天かすゆでたまご」
- 第6回:レンチンだけ!「あさりとわかめの酒蒸し」
- 第7回:混ぜるだけ!「柿ピーのザクザクポテサラ」
- 第8回:漬けるだけ!「たこの新生姜漬け」