2025年12月より、新潟県柏崎市で「あべ」を醸す阿部酒造がSAKE Streetのラインナップに仲間入りしました。酒蔵だよりでは、6代目蔵元・阿部裕太さんが見つめる阿部酒造の“いま”をお届けしていきます。
今回は、3月7日・8日に開催される最大級の日本酒イベント「にいがた酒の陣」について、意気込みや見どころを綴ってもらいました。毎年、長蛇の列ができる阿部酒造のブース。納得の理由が明らかに!
モンスター級の酒イベント「にいがた酒の陣」

にいがた酒の陣は、多くの人にブランドを知ってもらえ、より認知を高めることができ、自分たちもお客さんも楽しめるモンスター級の酒祭り。総勢何万人というお客さんを次から次へと対応しなければならないので、「戦争」のようなイベントです(笑)
経営面としては、にいがた酒の陣の売上は僕が戻った初年度(2014年度)から設備投資に回すことができており、酒蔵の成長にとっても非常に大事なイベントだと位置付けています。
持っていくのは、特約店さんにもほとんどおろさない限定商品!(ほんの一部先行販売商品)会場にお越しになる方は、ぜひ楽しみにしていてください!
蔵人総動員。万全の準備で挑みます!

にいがた酒の陣は毎年、阿部酒造の全社員総動員で挑みます!!!
準備も3ヶ月にわたっておこないます。とにかく「来てもらったお客様にご満足いただけること」だけを考えて、今年も全力で準備を進めています。
例えば、「どんなお酒を持っていくのが良いかな?」という切り口で、「日本酒を飲まない人をファンにするならこれ!」「玄人にはこれ!」「辛口が欲しい人と言われたらこれ!」とアイデアを出し尽くします。
それから社内でロールプレイングをおこなって、お客さん対応の準備を進めていきます。
今年も酒屋さんにも一部お手伝いをいただく予定です。なんと、3月7日(土)は総勢18名体制です(笑)。そこまでしてでも、とにかくお客様に楽しんでもらうことを徹底して考え抜いています!
ちなみに、イベントでお酒を説明することによって、蔵人のプレゼン力が抜群に上がるのもこのイベントの良いところだと思っています。
参加できない人のための連動企画も!
2024年から、新潟県内の特約店さんとにいがた酒の陣連動企画をおこなっています。酒の陣でも出さないお酒を、酒屋さんで販売するという企画です。お店によっては角打ちで飲めるところもあります!

昨年2025年に実施した企画
この企画を始めたのには理由があります。
にいがた酒の陣は、コロナ禍前後で大きく中身が変わりました。以前は飲まない人も会場に入ることができるので、地方ではよくあるハンドルキーパーの人も会場の雰囲気は楽しめるし、酒を買って後からご自宅で楽しむことができてました。
しかしその反面、泥酔者が多く出てしまったり、過度な酔っ払いの方によるトラブルも散見されました(あれはあれで「酒の陣らしい」とも言えるんですが……)。
コロナ開けは様相が変わり、人数制限が導入された関係で、チケットが争奪戦になってしまい、行きたくても行けない方も増えたのが現状です。
新潟市内の酒屋さんにとっては、年末と同等かそれ以上の売上を記録するのが酒の陣のタイミングだと聞きます。
酒の陣へのお客さんが減ったら、楽しめるお客さんが減るだけでなく、酒屋さんの売上も減ってしまう。「お客さんと酒屋さんの両方に酒蔵として何かできることがないか?」と考えたうえでたどりついたのがこのアイデアでした。
酒の陣でも売っていない限定品や先行販売商品を新潟県内の酒屋さんに出せば、酒の陣に行けない人は酒屋さんで買うことができるし、酒の陣に行った人は酒屋さんでもお酒を買いたくなる。
酒の陣のイベントと取引先の酒屋さんの導線ができたら、めちゃめちゃ盛り上がるはず!今年の開催については、阿部酒造のSNSでお知らせします。
酒の陣シーズンはぜひ新潟へ!

にいがた酒の陣は、日本酒好きはぜひ一度は遊びに来てほしいイベント!!
阿部酒造もそのイベントを盛り上げようと限定品の仕込みや企画を毎年考えています。ぜひ来られる人も来られない人も酒どころ新潟に遊びに来てください!そして阿部酒造のお酒を飲んで新潟を好きになってくれたら嬉しいです!







































