カルディで買えるお手軽つまみに合う日本酒シリーズもいつの間にか第7弾。今回は「たまり漬けクリームチーズ」です!
まろやかなクリームチーズに、少し甘いたまり醤油の味わいが加わったおつまみです。濃いめの味わいで、ちびちびとつまみながらゆっくりお酒を飲むのに最適。完全に酒の肴ですね。
どんなお酒でもそれなりに合ってしまうのがライター泣かせですが、あえて掘り下げてみると、なかなか面白い条件が見えてきました。

たまり漬けクリームチーズにはどんなお酒が合うのか?
ポイント①:甘みはマスト
検証を通して最も強く感じたこと。それは甘みの重要性。
ドライなお酒、特に日本酒度が高く淡麗辛口なタイプは正直マッチしません。たまり醤油の甘味と同調せず、ちぐはぐな印象になってしまうのです。
逆に、甘めのお酒であれば、かなり広い範囲で合わせられます。むしろ、甘さが強ければ強いほど相性が良いくらいです。
ただし、甘くてもフルーティな香りが強いと、やや相性が落ちます。味の重い醤油に対してはフルーティさというのは、あまり相性が良くないのです。
ポイント②:濃醇でボディが強いお酒を
クリームチーズは脂肪分の塊でもあるわけで、お酒もそこに合わせた濃醇さやボディ感が必要です。淡麗辛口が合わないのは、ボディ感の部分も大いに関係しています。
典型的な山廃や熟成酒などは、一見行き過ぎにも思えるかもしれませんが、なかなかどうして。むしろこのくらいでちょうどいいです。
とにかく、濃いめでどっしりしたお酒を選びましょう。
ポイント③:お燗が絶対的に美味しい
そして何より大切なのが温度帯。ご想像通り、クリームチーズはお燗によって口の中でとろけて、お酒と混然一体になります。これをやらない手はありません。
逆にキンキンに冷えたお酒だと口どけが悪くなるため、ここは熱めのお燗をゴリ押しさせていただきます。
そうなると、やはり無難なのは、火入れで落ち着きのある純米系のお酒ということになりますね。

検証中の様子
たまり漬けクリームチーズに合う日本酒5選
舞美人 純米酒 MYVY (酒粕再発酵)
甘みが強くて濃いお酒が欲しいとき、いつも頭に浮かぶMYVY。やっぱり合いますね。濃さも、ボディ感も、甘みも完璧。クリームチーズのコクをしっかり受け止めてくれます。
すべての要素に合う万能選手的な相性の良さです。
シン・ツチダ
濃くて強度のあるお酒といえば真っ先に候補に挙がる、シン・ツチダ。
口に入れた瞬間は甘味とうま味が連動しつつも、後からガツっと濃い乳酸味が覆いかぶさってきます。同調しつつ酸味を補完する、非常に面白いペアリングですね。
そしてシン・ツチダの本領はお燗でこそ発揮されます。ここはお燗一択でお願いします。
不老泉 山廃純米吟醸 原酒
不老泉といえば山廃純米の三年熟成。そちらもかなり良い相性だったのですが、それよりもさらに濃くて甘みが強いので、どちらか一本と言われたら山廃純米吟醸 原酒をお薦めします。
これもお燗が最高。60℃くらいで熱めにつけると、クリームチーズが口の中で消えて無くなります。
稲とアガベ DOBUROKU 6号酵母
今回のペアリングにおいて6号酵母である必要性は特にないのですが、それよりもこのドロドロのテクスチャーですよ。ちょうどチーズのもったり感と良くマッチして絡み合います。
やはり、テクスチャーの同調はペアリングの大事な要素の一つです。
そして、このお酒の甘みも同調性を高めているポイント。テクスチャーと味わい両面で相性が良好な組み合わせです。
LIBROM モスコミュール
ライムとジンジャーエールを合わせたカクテルであるモスコミュールを、ライムと生姜のクラフトサケとして表現した面白い発想のお酒。不思議とちょっと塩が入ってるような味わいがあります。
生姜の風味が甘い醤油の味と合わさることで、急に和食テイストが出てきます。なんだこれは。
なお、このお酒に関しては、お燗にすると酸が立ち、生姜の爽やかさも奥に引っ込んでしまうのでイマイチ。冷酒でこそ真価を発揮する珍しいパターンのペアリングです。
変化球を楽しみたい方に。
まとめ
結論としては、甘くて濃くて香りが控えめ、できれば少し熟成感がある、そんなタイプのお酒が最適です。貴醸酒くらい甘くても全然OK。
ペアリングの汎用性がかなり高いおつまみなので、適当に合わせてもそこそこ楽しめるとは思います。ただ、このポイントを押さえることで、より一層美味しく味わえることは保証します。
カルディで見かけたら、ぜひ甘めの日本酒とともに楽しんでみてください。
【シリーズ:KALDI(カルディ)で買えるお手軽つまみに合う日本酒はコレ!】







































